計算ミスをなくすコツ~Felo先生に聞いてみた~

記念すべき初記事は計算ミスをなくすコツについてです。

実際に聞いてみました

わたし
わたし

計算ミスをなくすコツを教えてください

Felo先生
Felo先生

計算ミスを減らすためのコツはいくつかあります。以下に、効果的な方法をまとめました。


計算ミスを防ぐための具体的な方法

  • 丁寧に書く: 計算を行う際は、大きくて丁寧な字で書くことが重要です。小さくて汚い字を書くと、見間違いやすくなります。
  • 計算スペースを確保する: 計算用のスペースをたっぷり確保し、余裕を持って書くことが大切です。スペースが不足すると、頭の中で計算をしなければならず、ミスが増える可能性があります。
  • 途中式を漏らさず書く: 計算の過程をすべて書き出すことで、視覚的に確認しながら進められ、ミスを発見しやすくなります。
  • 見直しを習慣化する: 問題を解いた後は必ず見直しを行いましょう。見直しの際は、「新たにこの問題を解き直す」という気持ちで取り組むことがポイントです。
  • 自分のミスの傾向を把握する: 過去のミスを記録し、どのようなミスをしやすいかを理解することで、試験中に注意を払うべきポイントを明確にできます。
  • 余裕を持った時間配分: 試験の際は、終了時間の前に見直しの時間を確保することが重要です。焦らずに落ち着いて見直しを行うことで、ミスを減らせます。
  • 検算を行う: 計算の結果を別の方法で確認すること(例えば、足し算の結果を引き算で確認するなど)も効果的です。これにより、間違いに気づくことができます。
  • 基本的な計算結果を暗記する: よく使う計算結果や公式を覚えておくことで、計算のスピードを上げ、ミスを減らすことができます

これらの方法を実践することで、計算ミスを大幅に減らすことができるでしょう。特に、見直しや丁寧な書き方は、計算ミスを防ぐための基本的な対策です。

わたし
わたし

ありがとうございます

感想と追記

いやー、本当にすごいなあと思いました。必要な対策がしっかり網羅されてますね。(最後の「基本的な計算結果を暗記する」って部分は、高校受験を考えるとちょっと不要かな?という気もしますが。)
学校の先生や塾の講師も、ほんと、うかうかしてられない時代になってきましたね。

経験上、計算ミスをなくすためのアドバイスって、つい「見直しをちゃんとしましょう」みたいな話になりがちなんですが、正直それだけだとあまり効果がないことが多いです。
というのも、見直しって当然、計算が終わった後にやるものなので、つい「自分の計算はたぶん合ってる」という思い込みがを持ったまま見直ししちゃうんんですよね。そういう状態だと、ミスに気づくのって意外と難しいんです。

だから、本気で計算ミスを減らしたいなら、当日の見直しで対応するのではなく「ミスをしないように計算する」ことが大事なんです。つまり、テスト本番だけの対策じゃ足りなくて、普段の練習からしっかり意識しておく必要があります

Felo先生の挙げてくれた具体的な方法で言うと

  1. 自分のミスの傾向を把握する
  2. 途中式を漏らさず書く
  3. 丁寧に書く(習慣をつける)
  4. 計算スペースを確保する(習慣をつける)

が該当しますかね。ただ、1と2は少し訂正があってもいいのかなあと思ったりします。

1.自分のミスの傾向を把握する→ミスしやすい計算の種類を知っておく

高校受験の範囲だと、計算ミスが出やすいポイントって、実はかなり限られています。
だからこそ、そこをちゃんと把握しておけば、普段から重点的に練習できますし、テスト本番でも注意して計算できます。見直しも、そのポイントだけをピンポイントで確認すればOKなので、効率もアップします。

2.途中式を漏らさず書く→途中式を過不足なく書く

途中式を書くのはすごく大事なんですが、「書けばいい」というものでもありません。
足りないのはもちろんNGですが、逆に書きすぎても良くないんです。式がごちゃごちゃして見づらくなると、それが原因でミスにつながることもあります。
それに、途中式をしっかり書くようにすると、実は前に習った内容の復習にもなるんですよね。
そういう意味でも、適切な量で丁寧に書くことをおすすめします。

塾で講師をしていたころは、どの学年を担当するときも「初めまして」の生徒がいる場合には、必ず次のことを伝えていました。
まず、計算ミスが出やすいポイントはだいたい決まっているということ。だから、授業でそこをしっかり伝えるのでちゃんと意識できるようにしてね、ということと、途中計算を書く理由もしっかり説明するから、ただ答えだけじゃなくて、途中式も含めてしっかり学んでほしい、ということです。

こういう話をすると、生徒本人や保護者の方から「わかりやすかった」とか「ためになった」と言ってもらえることが結構あって、ああ、やっぱり計算ミスを減らしたり、理解を深めたりする助けにはなっていたんだろうな、と思っています。

高校受験の数学の計算ミスしやすい部分と、途中式の書き方はまた別記事にしたいなあと思ってます。

おわりに

「ミスを減らす」って、実はけっこう大変なことなんですが、コツがつかめてくると、自分がどんなところでミスをしやすいのか、どうすればそれを回避できるのかがだんだんわかってきます。そうなると、少しずつ自分の思うように成果が出せるようになってくるんですよね。

それに、「ミスを減らす力」って、勉強に限らず、社会に出てからもすごく大事なスキルです。
わたし自身、仕事で「ミスを防ぐのが上手い」とか「業務の改善提案が的確」なんて言われることがあるんですが、それってたぶん、受験生のころに「どうしたらミスを減らせるか」って本気で試行錯誤してきたおかげだなと思っています。

がんばった分だけ成果が出やすいところでもありますし、後々の人生にも役立つスキルになるので、
「計算ミスをなくしたいな」と思っている方は、ぜひいろんな工夫やアドバイスを参考にしながら、じっくり取り組んでみてくださいね。

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