「速さの文章題って、問題のパターンが多すぎて意味がわからない!」
と悩んでいませんか?
実は、速さの問題は「基本の型」を身につけて、状況を正しく整理すれば、どんなパターンでも対応できるようになります。
このページでは、速さの文章題の基本から、定期テスト・高校入試で差がつく応用パターンまで、ステップ順に解説しています。自分のレベルや、今解きたい問題に合わせて進めてみましょう!
速さの文章題の基本と立式のコツ
文章題の基本はステップ分割と「何についての等式か」を意識すること
速さの文章題は、「きはじ」の公式に苦手意識があって、そのまま速さの文章題も苦手としている人が多いです。
その苦手を克服するためには、一度に全部を処理しようとせず、ステップを分割して考えることと、「何についての式か」を意識することの2つが大事です。
詳しくは次の記事でまとめたので、速さの文章題に苦手意識のある人はぜひ読んでみてください。
👉方程式、速さの文章題①|ステップ分割と「何についての式か」で考える立式のコツ【中1数学】
速さの文章題では、単位に注意
速さの文章題では、単位にも注意しないといけません。
数字では単位が揃っていないもの同士で足し算・引き算をしても、計算結果が数字でわかるので、間違いに気づきやすいですが、文字ではそうはいきません。
文章題で単位を間違えないための工夫についてまとめたので、速さの文章題の基本がわかったという方は、ぜひ次に読んでみてください。
👉方程式、速さの文章題②|「m、km、分、時間」単位が混ざる問題の攻略【中1数学】
時間、きょりのどちらでも文字でおける場合は時間を文字でおくと計算が楽
速さの文章題では、時間、きょりのどちらを文字でおいても等式を立てられる場合があります。
そういう場合、時間を文字でおくと計算が楽になることがほとんどです。
ただ、求めるよう指示されたもの以外を文字でおくと、\(x\)の値をそのまま答えとせず、少し計算をしなければならないので、その点だけは注意が必要です。
詳しくは次の記事でまとめたので、発展に進む前にぜひ読んでみてください。
👉方程式、速さの文章題③|xの置き方が工夫できる問題【中1数学】
テストによく出る!速さの文章題、シチュエーション別の攻略
速さの文章題の基本が押さえられたら、後は速さに独特な言葉の考え方を身に付けていきます。
代表的な言葉の考え方について解説します。
基本的には、「時間はどうなったか」または「きょりはどうなったか」という視点で考えることが基本です。
「追いつく」が出てくる文章題
A君は家を出て、毎分60mで歩いていった。
A君の忘れ物に気づいたお兄さんが、6分後に家を出て毎分100mで後を追いかけた。
お兄さんがA君に追いつくのは家を出てから何分後か。
この問題のような場合、「同じ場所からスタートして追いつく」という条件を「進んだきょりが同じ」と考えることがポイントです。
「進んだきょりが同じ」ということを利用して、どのように式を立てるかは次の記事で詳しく解説しています。
解き方が思い浮かばないという方はぜひ読んでみてください。
👉方程式、速さの文章題④|「追いつく」問題の等式の立て方【中1数学】
「〇分遅れ」「〇分はやい」が出てくる文章題
A君は家を出て、毎分60mで歩いていった。
A君の忘れ物に気づいたお兄さんが、6分後に家を出て毎分100mで後を追いかけた。
お兄さんがA君に追いつくのは家を出てから何mの地点か。
「追いつく」の問題とほとんど同じです。
文字の置き方で式の立て方も変わります。
「お兄さんが6分後に家を出た」という条件を「お兄さんの移動時間が6分短い」と読み替えることがポイントです。
「移動時間が6分短い」ということを利用してどのように式を立てるかは、次の記事で詳しく解説しています。
解き方が思い浮かばないという方はぜひ読んでみてください。
👉方程式、速さの文章題⑤|○分遅れ、○分はやくの等式の立て方【中1数学】
池の外周が出てくる速さの文章題
池の周囲に道路がある。
AとBの2人が、この道路上の同じ地点を同時に出発して、互いに反対方向に走ると3分で出会い、同じ方向に走ると、AがBを1周離すのに15分かかるという。Bの速さを毎分120mとすると、Aの速さは毎分何mか求めよ。
このような池の外周を2人でまわる場合、まわる方向によって次の2つのことが言えます。
- 2人が反対方向にまわる
2人の進んだきょりの和が池の外周 - 2人が同じ方向にまわる
速い方の進んだきょりと遅い方の進んだきょりの差が池の外周
なぜ、こういう関係が成り立つのか、またこれらを使ってどう式を立てるのか、次の記事で図解を用いながら解説しています。
解き方が思い浮かばないという方はぜひ読んでみてください。
👉速さの文章題⑥|池の外周をまわる問題の攻略法と図解での理解【中1数学】
速さの文章題のコツ、まとめ
- 速さの文章題は、基本を押さえたらあとは個別の考え方を押さえるだけ
- 基本
- ステップ分割する
- 「何についての式か」を意識する
- 単位変換に注意する
- 時間、きょりのどちらも文字でおけるときは、時間を文字でおく方が楽
- 応用:「きょり」「時間」がどうなったかを考える
- 「追いつく」は「進んだきょりが同じ」と考える
- 「〇分遅れ」「〇分はやい」は「時間」がどうなったか考える
- 池の外周は、反対向きのときは2人の和、同じ向きのときは2人の差

今回の記事はここまでです。
速さの文章題を苦手とする人は多いです。
でも、基本を押さえてしまえば、あとは個別の表現の読み替え方さえわかってしまえば、ほとんどの問題を同じ解き方で解けるようになります。
定期テストでもかなりの確率で出る範囲なので、しっかり取り組んで苦手を克服してください。










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